PLACES BEHIND THE WINES
土地を知ると、ワインはもっと面白い。
私たちの出会いの原点、ビクトリア州。まずは、異なる魅力を持つ二つの産地をご紹介します。
01 / VICTORIA
Heathcote
深い果実味と、しなやかな表情。
メルボルンの北に広がるヒースコートは、シラーズで知られる産地です。黒系果実やスパイスを思わせる豊かな味わいに、きめ細かなタンニン。力強さの中に感じるなめらかさも、その魅力です。
土地と気候
Mt Camel山地周辺では、カンブリア紀の地質に由来する赤い土壌が特徴的です。ただし、産地全体が同じ土壌ではありません。生育期に吹く南〜南東の冷たい風も、ブドウの育つ環境に影響しています。
注目したい品種
まずはシラーズから。カベルネ・ソーヴィニヨンやグルナッシュなどにも、産地の別の表情を探す楽しみがあります。
SYNGが味わいたい、もう一つの表情
シラーズを「力強い赤」の一言で終わらせず、果実味やスパイスに加えて、タンニンの感触や余韻にも目を向けたい。一本ずつ飲み比べながら、同じヒースコートでも造り手によって何が違うのかを探す。そんな楽しみ方をご紹介したいと考えています。
02 / VICTORIA
Yarra Valley
冷涼な丘陵が育む、繊細さと多様性。
メルボルンの東に位置するヤラ・ヴァレーは、ピノ・ノワールとシャルドネで知られる冷涼な産地。ピノにはチェリーやイチゴを思わせる果実味、シャルドネには白桃などの表情が見られます。
土地と気候
標高や斜面の向きによって、畑ごとの気候はさまざま。灰褐色の砂質ロームと粘土質の下層土、赤い火山性土壌などが分布し、同じ産地でも多彩なワインが生まれます。
注目したい品種
ピノ・ノワールとシャルドネを入口に、カベルネ・ソーヴィニヨンやシラーズにも目を向けたい産地です。畑と造り手の選択による違いを楽しめます。
SYNGが味わいたい、もう一つの表情
ヤラ・ヴァレーでは、一つの産地の中にある多様さを楽しみたい。ピノ・ノワールやシャルドネを味わうときも、果実の香りだけでなく、口当たりや酸の印象、グラスの中での変化に目を向けます。産地名を入口に、目の前の一本の個性を知ることを大切にします。
BEYOND THE FAMILIAR
出会いは、この二つの産地の先にも。
SYNGはHeathcoteとYarra Valleyを出発点に、ほかの産地のワインも積極的に探し、取り扱っていきたいと考えています。大切なのは、心からおいしいと思えること。そして、その味わいの向こうに、土地の個性と造り手の物語が見えること。産地の知名度や地域の枠にとらわれず、日本へ届けたい一本との出会いを広げていきます。
ワインについて相談する ↗味わいは産地の一般的な傾向であり、畑・造り手・ヴィンテージによって異なります。紹介した品種・産地の取扱いは未確定です。
産地情報の参照元: Wine Australia — Heathcote / Yarra Valley
